心疾患の子におうちでできること

こんにちは、スタッフの天野です。

 数回前から心臓や気管に関するお話をしてきました。改めて、様々な症状があることをお伝えしておきます。

 ・少しの移動ですぐに呼吸が荒くなる

 ・咳が出る

 ・あまり動きたがらない、散歩や運動を嫌がる

 ・普段から寝てばかりいる など

明らかにハァハァと荒い呼吸を繰り返していたり、今までは何ともなかったのに急に咳が出るようになれば、あれ?おかしいなと気がつくと思います。

ですが、シニアのわんちゃんはだんだんのんびり生活することが当たり前になり、「もう歳だもんね」と年齢を理由にこのような症状を見逃してしまいがちです。

いま一度、わんちゃんの日常の様子を振り返ってみてくださいね。

もしも気になる症状がみられた場合には、はやめに受診してください。(※症状がない場合でも心臓の病気になっていることもあります)

また、心臓の検査は“犬ドック”にも含まれていますので、現在 症状のないわんちゃんも 定期的な検診をしましょう(^^)検査をすることで早期発見につながりますし、健康な時の基準を知ることも大切です。

 そして現在、心臓疾患のわんちゃんの中には、お薬で体調を維持している子もいます。 薬を飲ませる以外にも、心臓病のわんちゃんのために “毎日の生活でできること” もありますので、ぜひ心がけてみてください。

 1. 興奮させない

 2. 激しい運動をしない

 3. 急激な温度変化に注意する

 4. 塩分(ナトリウム)の摂りすぎに注意する

特に、夏冬は室温と外気温の差が激しいので、移動の際は気をつけてあげてください。

人間の食べ物は、わんちゃんにとって塩分が多すぎるので、与えないことがベストです!

 

そして、おうちで呼吸数を測ってみましょう。わんちゃんが寝ているときに数えるのがポイントです。呼吸数の変化は体調のバロメーターになります。

当院でも診察室で呼吸数を測っていますが、興奮してしまう子がほとんどなので、 おうちで測ってきていただくと評価しやすいです。測り方はスタッフがお伝えします(^^)

 心臓病は残念ながら治すことはできませんが、少しの変化に気付いてあげること、先に書いた4つのことに注意を向けることで、生活の質を維持してあげられると思います。

のんびり、ゆったり生活できるようにケアしてあげましょう(*^^*)

 


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